【vol.40】2018.2.3 「小一の壁を乗り越える!小学校入学準備セミナー」開催しました

ヒカルエ事務局の吉田です^^
レポートが遅くなってしまいましたが、本日はセミナーの開催報告です。

2月に「小一の壁を乗り越える!小学校入学準備セミナー」を開催しました。こちらはヒカルエで初めて行うものでしたが、非常に人気が高いものでした。受付開始から一晩で増席し(12組→20組)、結局20組満席に。

「小一の壁」とは小学校入学に伴う変化の大きさを形容するものですが、その現象に向けて手を打ちたいと考えるパパママが多くいることがよく分かる出来事でした。年長・年中の子を持つ親御さんはもちろん、もっと小さなお子さんを持つ親御さんの参加も目立ちました。
▶︎「小一の壁を乗り越える!小学校入学準備セミナー」イベントページ

 

まず、前半は、ゲストによるパネルディスカッション。今回は小学生のお子さんを持つ先輩ママを3人、ゲストとしてお招きしました。3人とも、仕事や働き方、お子さんの学年や年齢など、それぞれ多様でしたが、だからこそ様々なお話が聞けたように感じます。

◆パネルディスカッションにおける話題(4つ)

①入学に伴って大変だったことは?それにどう対応したか?

急な学級閉鎖や早帰りなどへの対応、という回答が多く見られました。自分の子供は元気でも、公設学童には行けないため、自宅で親が待っている状態を作らないといけない時が大変だった、など。夫にも帰ってきてもらったり、自身の勤務時間を調整したりして対応したとのことでした。このほか、お友達との関係がうまくいかず、その対応に苦慮したという声もありました。

②1日のスケジュールは?(朝、晩の過ごし方)
それぞれのスケジュールを共有しつつ、印象に残ったエピソードとしていくつか話がなされました。
小学校に入ると自分で登校するので楽になった部分もあるが(夏休みや冬休みに入ると学童の送りはある)、登校時間が決まっていて●時●分には着席しなくてはならない。つい「早く早く」と急かしていたが、それを子供がストレスに感じてしまったので、子供のペースに合わせて送り出すよう変えていった、というお話も。
また、低学年のうちは、翌日の準備や宿題などで母親自身の時間を作ることは難しかったが、高学年になるにつれて自分でやれるようにして、少しずつ自分時間ができてきた・・・というお話もありました。

③学童について子ども自身はどう感じているか?
みなさん、学童は楽しく行っていたとのこと。でも、兄弟姉妹でも性格が違うので、合う合わないがある。習い事や友達と遊ぶ約束をして学童に行かない日を作っている子もいました。

④学童にいられなくなる長期休みの過ごし方
長期休みは、ナツイエに参加した、親の実家@九州に帰省させた、など、みなさんそれぞれ工夫していました。それ以外の期間においては、放課後は習い事をしたり、小学校4年生以降で部活が始まるので17時くらいに帰宅するなど、都度対応しているというお話がありました。

後半は、各ゲストへの自由な質疑応答タイム。3箇所に分かれて質問する場としましたが、様々な質問が飛び交っていました。主なものをレポートいたしますね。
Q)公設学童はかなり子どもの人数が多いが、指導員にきちんと話を聞いてもらえる体制はあるのですか?
A)気になることはきちんと丁寧に話せばコミュニケーションは取れますよ。ただしこちらから働きかけることが必要です。
Q)子供の様子をキャッチアップする方法はどうしていますか?
A)子供の様子が明らかにいつもと違うなと思う時には、家事が滞ってでもじっくり話を聞いてあげるようにしています。あとは、授業参観の時や一緒に連れ添って行った時に、子供のクラスへの溶け込み具合を見るようにしています。
Q)持ち物の準備の促し方はどうしているのですか?
A)月初に配られるお手紙を見て購入しなくてはならないものなどは親が事前に準備しておきます。また、プリント類や持ち物は置き場所を決めておくようにしています。
Q)入学前にこういう準備はしておいたほうがいいと挙げるとしたら何がありますか?
A)連絡やプリントなど自分で出せるようにさせるために、小学校からのプリントの置き場所を決めるといいですね。あとは便利グッズ(お名前シール、ハンコ、名前入り鉛筆など)を使ったり。あとは、先輩ママ・近所のママと連絡先を交換しておくと何か聞きたいことがあった時に助かります。
Q)小学校に上がる時、同じ保育園の子が居ない場合はどうですか?
A)最初はやはり同じ幼稚園、保育園の子達で固まりがち。ですが、子供は徐々に友達を増やしていけるので、あまり気にしなくても大丈夫です。
Q)平日の保護者の学校との関わりはどれくらいある?
A)今の小学校は、参観日等含め1ヶ月に1度程度集まりがある。PTAは6年間に必ず一回役が回ってくる。
ここには書ききれないほど、たくさんの質問が出ました。「小一の壁」というと途端に不安になってしまうような響きがありますが、大事なのは、具体的な不安をつぶしていくことだと感じました。
漠然と恐れるのではなく、何が困難になりそうなのか?それに対してどうするか?を先輩の話も参考にしながら、どうするか考えることができれば、乗り越えられるものと感じます。
今回は、ゲストと参加者との質疑応答がメインでしたが、次年度開催する場合には参加者同士の交流も作れたらと感じています。みなさん、個々に繋がって帰ったようですが、さらに繋がりを作れるようにしたいと思いました!
以上、ゲストの皆さん、ご参加の皆さん、どうもありがとうございました^^

 

さて、まもなく今年度最後の育休後カフェを開催予定です「いよいよ保育園も決まって、4月から復職!」という方も、3月なら参加できるのではと思うので、ぜひ遊びに来てくださいね〜!(と書いている私自身も4月復職予定です^^)

 

●近々開催予定のイベント

①2019年3月の「育休後カフェ®️@流山」
3月15日(金)13:00-14:45@流山エルズ(生涯学習センター)和室にて行います。テーマは「いよいよ復職!育休を振り返り、ここからの半年を描いてみよう!」。4月復職を控えた方はもちろん、まだ復職まで期間がある方も、ぜひお越しくださいね^^ あと2席です。
育休後カフェ®️@流山3月イベントページ

他イベントについても随時開催していきますので、ぜひ皆さん遊びにいらしてください^^(→イベント一覧はこちら

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